4さいK君の勇気

小学2年生の子たちのクラスが終わってお母さん方とお話をしていると、4さいのKくんがひょっこり顔をだしました。教室には入らずドアのところから顔だけ出して、「せんせ~い」と呼ぶので、「なあに?」と近寄っていくと「あのさ、ぼくさ、さっきえんぴつなげちゃったでしょ?」「ごめんね」ごめんねは少しぶっきらぼうに。

2時間前。年少さんのKくんはレッスンの中で思うようにもじが書けず悔しい気持ちからえんぴつを投げました。「それはだめだね」と、しかるとなみだ。

お姉ちゃんのレッスンのお迎えで教室に戻って来たKくん。お母さんとお話したのかな?「Kくん、ちゃんとあやまることができてえらかったね。」と抱きしめるとうれしそう。

少しはなれたところにいたお母さんに伺うと「ぼく、さっきはだめだったよね?」と聞くので、だめなんじゃない?と答えたら「謝りに行ってくる」と言って先生のところに行ったんですよ、とお話してくださいました。

4さいのこころで考えてあの時は悪かったな、と思って行動できるってすごいなぁ~。えらいなぁ~って感激しました。